幸福度と収入の意外な関係とは??

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収入が増えればもっと幸せになれるのに

もっとお金持ちになりたい

多くの人が一度は

考えたことがあるのではないでしょうか。

収入を増やしたい

そう考えるのは自然なことですが

収入が増えるほど幸福度も増える

というわけではないようです。

 

幸福度と収入は比例するが

約800万円で幸福度は

ほぼ頭打ちになるということが

ノーベル経済学賞受賞者である

心理学者ダニエル・カーネマン教授らに

よって発表されています。

 

なぜ収入があるレベルを超えると幸福度が頭打ちになるのでしょうか。

 

理由の一つとして

お金によって満たされるのは

あくまでも満足度だけで、

幸福度ではないということです。

満足度というのは、

・使えるお金
・住む家
・乗っている車
・食べるもの

など、どれだけ満足しているか

を示す指標です。

物質的欲求を満たしたときに

感じるものであるともいえます。

一方、幸福度は

幅広い要素によって成り立っています。

・生活満足度
・人生満足度
・職場満足度
・健康満足度
・感情的満足度
・将来満足度

など、いろいろな満足が合わさり、

心が総合的に満たされることで

感じるものといえます。

満足度は部分的なもので

幸福度は満足の集合体です。

 

収入が極端に低く

衣食住に問題を抱えているような

状態であれば

生活満足度が低い状態であり、

幸福度は低くなってしまいます。

収入があるレベルを超えると

基本的な生活に支障がなくなります。

それ以上の収入は

満足度を引き上げることはあっても

幸福度には

あまり寄与しないということなのです。

モノにお金を使うより体験に使う方が

幸福度が高いという結論が出ています。

モノを買った場合、

買った瞬間は幸福度が高くても、

その後すぐに

幸福感を感じなくなっていきます。

持っていることが当たり前になる、

人間の慣れが原因です。

新商品が出れば、

新しい商品が欲しいというストレスが募ります。

旅行やパーティーなどのイベントでは

計画段階から幸福度の上昇が始まり

当日または前日に

幸福度はピークを迎えます。

旅行などの楽しい思い出は、

いつまでも記憶に残り、

幸福感が長続きします。

時が経てば経つほど、

二度と体験できない

かけがえのない思い出として

価値を増していくことさえあります。

モノではなく体験に使うお金を増やすことは

幸福度を高めるための

ひとつの方法だといえます。

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